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吉田絵画教室 スケッチ会2(2014〜2016年)


吉田絵画教室便り2016年10月(2)

吉田絵画教室2016年10月

秋のスケッチ会「小石川植物園」

 今回も文京区白山にある小石川植物園に行ってきました。
 例年になく雨続きだった日々がようやく途切れ、この日はこの秋一番の秋晴れ。絶好のスケッチ日和となりました。



小石川植物園正門

茗荷谷駅からテクテク15分ほど歩いて小石川植物園に到着



雲ひとつない空の下、園内を散策。

小石川植物園内


パンパスグラスの穂がみごとでした

小石川植物園パンパスグラス

まっすぐな道を進みます

小石川植物園

スケッチ開始

小石川植物園スケッチ

小石川植物園スケッチ

ほんとに気持ちの良い日です


小石川植物園参スケッチ

秋のカラス、そして鯉

小石川植物園カラス 小石川植物園こい

「旧東京医学校本館(総合研究博物館 小石川分館)」
暮れ行く秋の夕陽を浴びて。

小石川植物園

休憩所で、コーヒーを飲みながら講評会。

小石川植物園講評会



《 今日のスケッチ 》
「鉛筆淡彩スケッチ」


 今回は、先月出掛けた「ピーターラビット展」の原画で学んだ、クラシックな色遣いによる緑の描写を心掛けてみました。

<参考作品>

小石川植物園参考作品

<ポイント>


アースカラー三原色の組み合わせを頭の隅っこに押さえておくと、比較的混乱しないで着彩できると思います。

・パレットの中にあるたくさんの種類のを使おうとして、画面が混乱することがありますので、そんな時には70%仕上がるまでなるべく絞った色数で作業すると良いです。

・終盤のメリハリを利かせる頃合いを見て、ちょっとずつ彩度の高い色で味付けすると、良いようです。

・林など、樹木がたくさんある風景は、ゴチャゴチャになり易いので、ある程度単純化する、5パーツほどに整理整頓するなどすると良いでしょう。

空の青さ樹々の緑は季節毎に微妙に違いますから、おざなりに着彩しないよう気をつけてください。
 例えば、は全体に薄黄色味を感じたり、秋口はほんのりとしたピンクや赤味を、それぞれの固有色の向こう側に感じたりします。
 こうした微妙なニュアンスを、隠し味に入れるよう気を付けてみて下さい。



吉田絵画教室便り2016年6月

吉田絵画教室2016年6月

初夏のスケッチ会「小石川植物園」

 新緑眩しいこの季節、今回は文京区白山にある小石川植物園に行ってきました。
 小石川植物園は東京大学大学院理学系研究科附属の、日本で最も古い植物園です。徳川幕府の頃からですので、320年ほども歴史があります。
 園内は台地、傾斜地、低地、泉水地など地形の変化に富み、スケッチにはうってつけ。天気にも恵まれ、良いスケッチ会となりました。



大学の研究所っぽい正門から入って

小石川植物園正門

どこを描こうか、園内を散策。

小石川植物園内


紫陽花がみごとに咲いていました

小石川植物園あじさい 小石川植物園あじさいスケッチ

ハナショウブもこんなに

小石川植物園ハナショウブ

さすが植物園。どれにもしっかり名札がついています

小石川植物園


みんなでワイワイ

小石川植物園

物凄い陽射しにベンチでひと休み

小石川植物園

今にものっしのっしと歩き出しそうなヒマラヤ杉。
その大きさは息を呑むほどでした。

小石川植物園参ヒマラヤ杉

この植物園には、かの有名なニュートンが「万有引力の法則」を発見したというリンゴの木を接木したものがあるんです。

小石川植物園ニュートンのリンゴ
の木

なんとそのリンゴの実が実っていました。

小石川植物園ニュートンのリンゴの実


色づいたビワの実が生けられた休憩所で、コーヒーを飲みながら講評会。
(先生はモナ王アイスを買いました。)

小石川植物園びわ 小石川植物園講評会

皆さんの今日の作品。
先日の授業の緑の練習の成果が出てます!

小石川植物園講評会

「旧東京医学校本館(総合研究博物館 小石川分館)」
日本庭園を臨むシャレた洋館。

小石川植物園総合研究博物館小石川分館

<参考作品>

小石川植物園参考作品


〈ダーマトグラフでスケッチしました〉


 スケッチした2日間とも夏日で、強烈な陽射しでした。そこに浮かび上がる風景の輪郭や陰影が、青紫がかって見えるほどでした。
 そこで今回は、青い色鉛筆で下描きアタリ線をとり、バランスが決まった所で、紫色のダーマトグラフでぐいぐい描きました。
 着彩は水彩絵具です。空と手前芝生に先に手を付け、全体像が見えたところで、樹木の明るい所から順番に、暗い所へ向けて作業を進めました。

 遠景や樹木の省略の加減が難しいですね。光線が強いと物がどれもシャッキリ見えますから、ついつい全部押し込めようとして、描き過ぎてしまいます。そんな時はカメラを覗いた時のフレームを思い出して、自分が一番興味があって、ピントを合わせている所と、さして気にしていない曖昧な所とを意識して分けてみてください。

 建物は、強い陽射しで明るく輝いて見えるところを潰さないように、注意しながら仕上げてみました。

 ソメイヨシノがたくさん植わっていたので、春にまた来たいですね。でも春は混むのかなぁ‥‥。



吉田絵画教室便り2016年4月(3)

吉田絵画教室2016年4月(3)

春のスケッチ会「小石川後楽園」

大賑わいだった作品発表会も無事終わり、
翌週は骨休めに、みんなで新緑の中へスケッチに行ってきました。



のびやかに葉を広げた瑞々しい樹が出迎えてくれます

小石川後楽園


藤が咲き始めていました

小石川後楽園藤棚

まずはどこを描こうか、園内を散策。
花菖蒲の葉も元気よく伸び始めています。

小石川後楽園

さっそくスケッチ

小石川後楽園スケッチ

小石川後楽園スケッチ


水鳥も機嫌良く泳いでいます

小石川後楽園 小石川後楽園


あいにく雨が降ってきてしまいました。
みんなに見守られながら急いで仕上げます。

小石川後楽園スケッチ

入口近くのお休み処「涵徳亭」へ

  小石川後楽園


お茶をしながら講評会

小石川後楽園



<参考作品>

小石川後楽園参考作品
小石川後楽園




〈筆ペンスケッチしてみました〉


 作品発表会が終わり、みなさんもほっとしたところで、疲れを癒すのには調度良い所でした。
 あいにくの小雨の時もありましたが、静かで穏やかな庭園内は、その湿り気で却って緑が美しく映え、水面の細かな波紋もきれいでした。晴天のスケッチ日和とはいきませんでしたが、お祭りの後の、クールダウンには良かったのではないでしょうか。

 こんなような、ちょっとした出先で力まずに小さなスケッチをしたい時にお薦めなのが筆ペンスケッチです。
 A5ほどの安いスケッチブックを使いました。鉛筆の下描きはせず、興味の湧いたポイントからマーカーペンを使い、出たとこ勝負でいきなり線描きします。
 お葬式用の薄墨筆ペンで軽く陰影をつけ、その後、墨の筆ペンでアクセントを差します。そして、印象的なところだけ、軽く色鉛筆で着彩します。

 15分ほどで小さなスケッチができますので、近所の散歩やツアー旅行などで友人が一緒の時など、時間に余裕がないけれども、ちょこっと描きたいなという時にお薦めです。色鉛筆による着彩をしなくても、モノトーンの段階で、墨絵のような見応えが出たりしますので、どなたでも簡単に描けると思います。


吉田絵画教室便り2015年10月(2)

吉田絵画教室2015年10月(2)

街角スケッチ会「新富町界隈」

 秋の好天気が続きます。今月は屋外スケッチをもう一本。教室近場の新富町界隈をスケッチして来ました。
 クラスの皆さんは、油絵・アクリル絵具によるこってりとしたカリキュラムが一ヶ月ちょっと続きましたので、こわばった肩や手首をほぐすよい機会となりました。




古びたビル。
新富町にはこんな感じのビルが
まだあちこちに残っています。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


赤が印象的なレストラン。
前景の紅葉し始めた桜の葉が秋の雰囲気を出しています。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


都市の中の野菜屋さん。二階が何かのお教室のようで、スタッフの方が「絵を描いているんですか?」と声を掛けてくれました。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


休憩中のお勤めの方もさらさらっと‥‥。

新富町スケッチ




〈プチ街角スケッチのポイント〉


 いわゆるきちんとした画材でスケッチに出掛けようと意気込みますと、屋外ならではの数々の小さなハプニングも相まって、そのプレッシャーで残念な結果になることも多々あります。

 そんな不安な時には、近所のホームセンターや文房具屋さんで手に入る気軽な筆記用具をポケットに忍ばせて、ワンカット10分ほどのクロッキーをして歩くとよいと思います。
 今回は年賀状用の筆ペンと、お葬式用の薄墨筆ペン、そして、学童用書きかたサインペンを使い、薄いスケッチブックにクロッキーして、その上からこれまた学童用の色鉛筆でポイントだけ着彩してみました。

 書き順のコツは、細い輪郭線、薄い影から仕上げて、太い線、濃い影で全体を引き締め、最後に三色程度の着彩をするとよいと思います。

 サインペンの線が消せないからといって、物怖じせず、どんどん探す線を一筆書きで出し続け、その後、太い決定線を上から強引に描いてみてください。
 失敗線と思っていたたくさんの細い線が、逆に画面に動きを与え、活き活きとさせてくれます。これが写真と違うおもしろさだと思います。

 是非ご近所でお試しください。


スケッチ道具
吉田絵画教室便り2015年10月(1)

吉田絵画教室2015年10月(1)

秋のスケッチ会「上野動物園」

秋のスケッチ会。今回は久し振りに、動く動物を描きに、上野動物園に行って来ました。


上野動物園入口



上野駅

上野駅で降りると、絶好の秋晴れ。
スケッチ日和です。





さっそくお目見えパンダのお尻

パンダ

おなじみの動物たち


トラ

トラだ!トラだ!…

シロクマ

背中がかゆい…。
暑くてシロクマくんは気の毒です。


カワウソ

水槽の中でカワウソがひょっこり顔を出しました。


ゾウ

ゾウはお昼ごはんです。

ゴリラ

振り返るゴリラ。
うひゃ~、目があっちゃった。



さて、本題のスケッチ

上野動物園スケッチ


ハシビロコウ

哲学者のハシビロコウ。
今日もじっと動きません…。


フラミンゴ

鮮やかなフラミンゴを楽しむ親子連れ


大道芸

公園ではバイオリンに合わせて、操り人形の大道芸をやっていました。





〈動物を描くポイント〉


 動物たちの美しいボディラインを次々追っかける楽しいひと時でした。
 きれいな一発の線で決めようとせず、探す線をたくさん出して、決定線が見つかったところで、その上から元気よく描いてみましょう。
 すると、まずったなぁと思っていたアウトラインが、却って画面の生き生き感の手助けをしてくれます。
 結果を予想しないで、無邪気に手を動かすと良いと思います。
 実物に会えたのですから、概念的にならないよう、素直に描けるといいですね。



〈参考作品〉


今回は筆ペンとサインペンでクロッキーしてみました。


ゴリラのスケッチ
ペンギンのスケッチ
ゾウのスケッチ
牛のスケッチ
ロバのスケッチ


吉田絵画教室ブログ2015/10/14にも動物園の記事あります。どうぞご覧ください。


吉田絵画教室便り2015年5月

吉田絵画教室2015年5月

初夏のスケッチ会「六義園」

初夏のスケッチ会は「六義園」に行ってきました。


六義園

すばらしい藤代峠からの眺め




入口から入ります。夏日で日傘の人も‥‥

六義園入口

六義園風景

新緑が眩しい頃です


六義園大樹

大きな木の下でさっそくスケッチに取り掛かります


六義園スケッチ

六義園スケッチ

「お上手ですねぇ」と通りがかりの人が‥‥



六義園の亀

石の上に何年?


六義園のカラス

カラスも暑くて水浴びです



新緑に映える毛氈の朱。吹上茶屋でひと休み

六義園茶屋

今年もおいしいお抹茶セット

お茶セット

三分咲きの紫陽花の鉢

吹上茶屋



猫

なにか狙ってます

猫

そろりそろりと、太ったネコが忍び足

猫

あっ、逃げられた‥‥



(参考作品)

参考作品

鉛筆淡彩です。
3Bの鉛筆と6Bのスケッチペンシルで、あらかたのアタリをつけています。
緑色は明暗の調子に気をつけながら、5つくらいのパーツに分けて、明るいところからゆっくり着色していきました。
暗いところは思い切って暗くすると、全体が引き締まって、明るい部分の緑が映えると思います。




吉田絵画教室便り2015年4月

吉田絵画教室2015年4月

春のスケッチ会
「港区白金台・国立科学博物館附属自然教育園」

春のスケッチ会、今回は初めて港区白金台の「国立科学博物館附属自然教育園」に行ってきました。


白金台・国立科学博物館附属自然教育園入口

国立科学博物館附属自然教育園は、東京都庭園美術館のすぐ隣にある自然公園です。



足元に路傍植物園の案内が

国立科学博物館附属自然教育園・標札

港区にありながら、なんとも広々とした園内です。

国立科学博物館附属自然教育園・園内

国立科学博物館附属自然教育園・園内

木々の間の道をしばらく歩いて行くと、池が出て来ました

国立科学博物館附属自然教育園・池

ここで腰を下ろしてスケッチ開始です

国立科学博物館附属自然教育園スケッチ


おなじみのカメ

国立科学博物館附属自然教育園・亀

池の中に中鷺らしき美しい白い鳥を発見!

国立科学博物館附属自然教育園・鳥

黄色い花が可愛らしいヤマブキソウ

国立科学博物館附属自然教育園・ヤマブキソウ

ニリンソウも可憐に咲いていました

国立科学博物館附属自然教育園・ニリンソウ



いわゆる日本庭園と違い、一見手つかず風の自然な景色なので過ごしやすく、スケッチの勉強になる場所だなと思いました。
都心というのに、どこか山村に来たような気分にさせられました。
また季節を変えて来てみたいですね。




吉田絵画教室便り2014年4月

吉田絵画教室2014年4月

春のスケッチ会「小石川後楽園」

春のスケッチ会、今回は「小石川後楽園」に行ってきました。


小石川後楽園

小石川後楽園は、水戸光圀公ゆかりの回遊式の大名庭園です。



東京ドームのジェットコースターを横手に進みます。

後楽園遊園地

小石川後楽園入口に到着

小石川後楽園入口

有名な枝垂桜が真っ盛りでした

小石川後楽園しだれ桜

池の辺に座ってさっそくスケッチ

小石川後楽園スケッチ

人慣れしているらしいカモがトコトコやって来ます。

小石川後楽園カワセミ

カワセミ発見!

小石川後楽園カモ

小石川後楽園には、湖・山・川・田園と4つの景観が表現されています。
こちらは「田園の景」。

小石川後楽園たんぼ



この日は春らしい光線の日でしたので、描く時は木々の色合いを引き締めてくれる影の配置に気をつけました。
風景の中の川や池など、水辺の色合いも勇気を持って見えた通りの暗い配色を使うと、植物が美しく映えるようです。


水彩画

(参考作品)

アウトラインはダーマトで、汚れた水を流せないので着彩は水筆ペンで描きました。



吉田絵画教室ブログ2014/4/25にて
小石川後楽園スケッチでの詳しい技法を紹介しています。
どうぞご覧ください。