吉田絵画教室便り2015年10月(2)

吉田絵画教室2015年10月(2)

街角スケッチ会「新富町界隈」

 秋の好天気が続きます。今月は屋外スケッチをもう一本。教室近場の新富町界隈をスケッチして来ました。
 クラスの皆さんは、油絵・アクリル絵具によるこってりとしたカリキュラムが一ヶ月ちょっと続きましたので、こわばった肩や手首をほぐすよい機会となりました。




古びたビル。
新富町にはこんな感じのビルが
まだあちこちに残っています。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


赤が印象的なレストラン。
前景の紅葉し始めた桜の葉が秋の雰囲気を出しています。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


都市の中の野菜屋さん。二階が何かのお教室のようで、スタッフの方が「絵を描いているんですか?」と声を掛けてくれました。

新富町界隈

<参考作品>

新富町スケッチ


休憩中のお勤めの方もさらさらっと‥‥。

新富町スケッチ




〈プチ街角スケッチのポイント〉


 いわゆるきちんとした画材でスケッチに出掛けようと意気込みますと、屋外ならではの数々の小さなハプニングも相まって、そのプレッシャーで残念な結果になることも多々あります。

 そんな不安な時には、近所のホームセンターや文房具屋さんで手に入る気軽な筆記用具をポケットに忍ばせて、ワンカット10分ほどのクロッキーをして歩くとよいと思います。
 今回は年賀状用の筆ペンと、お葬式用の薄墨筆ペン、そして、学童用書きかたサインペンを使い、薄いスケッチブックにクロッキーして、その上からこれまた学童用の色鉛筆でポイントだけ着彩してみました。

 書き順のコツは、細い輪郭線、薄い影から仕上げて、太い線、濃い影で全体を引き締め、最後に三色程度の着彩をするとよいと思います。

 サインペンの線が消せないからといって、物怖じせず、どんどん探す線を一筆書きで出し続け、その後、太い決定線を上から強引に描いてみてください。
 失敗線と思っていたたくさんの細い線が、逆に画面に動きを与え、活き活きとさせてくれます。これが写真と違うおもしろさだと思います。

 是非ご近所でお試しください。


スケッチ道具